AV女優の体のこと

性病の種類と性病検査の重要性、費用について

AV業界は、性病に厳しい世界です。撮影する前に必ず性病検査を受け、陰性でなければ仕事ができない仕組みになっています。これは男女ともに同じです。

死に至る性病もあるので、厳しくなるのは当然ですが、性を仕事にしている業種の中でも一番厳しいのがAV業界です。性病についての知識をもって安全にお仕事ができるように、種類や重要性を解説します。

作品に出演している女優・男優は性病ではありません。

撮影する前に、性病検査の結果を必ずメーカーに提出することになっています。これは、男女ともにすることなので、性器を触ったり、フェラチオをしても病気がうつる心配はありません。

昔は、性病への知識や認識が薄かった時代もありました。しかし、AV業界のクリーン化とともに、病気への認識も高まった結果、一番厳しくチェックする体制に変化しました。

検査を拒否することはできる?

女性にとって、婦人科で検査することが恥ずかしいと思う人もいますね。しかし、検査を受けないことには、お仕事ができません。

恥ずかしい気持ちはあると思いますが、拒否してしまうと、一切のお仕事ができなくなってしまうので、せっかく頑張ろうとしているのに、本末転倒です。検査は一瞬で終わるので、頑張って受けましょう。

もし、性病がみつかったらどうなるの?

性病検査を受けた結果、性病が一つでもあると撮影できません。治療が終わったことを証明できなければ、今後もお仕事ができなくなります。

性病がみつかったら、まずは治療を最優先しましょう。お薬を飲んだり、膣に薬を入れることで治療できる性病がほとんどです。

性病検査は、いつ受けるの?

プロダクションに所属していれば、定期的に検査を受けることになります。それは、オファーが来たタイミングで、すぐにお仕事ができるようにするためです。

結果がでるまでに2日から1週間程度かかるので、お仕事のタイミングをのがさないように、プロダクションから指示されたらクリニックなどで性病検査を受けるようにしてください。

プロダクション所属だから安心できる

性病検査は、出演する全員が受けていると説明しましたね。プロダクションに所属しているからこそ、相手も性病がないことが確認できます。これは、AV業界だけのメリットです。

プロダクションが所属している女優や男優の管理をしっかりしてくれるので、安心してお仕事ができる環境になっています。

風俗業界は、お客様が選べません

風俗もフェラチオや性器に触る行為があります。女性は、お店のルールで性病検査を受けていたとしても、お客様側はどうでしょうか。定期的に検査をしている男性がいると聞いたことはありますか?

女性がどれだけ身を守っていても、お客様が性病の場合、防ぐことはできません。風俗は、一般人相手なので、性病になるリスクはいつでもあります。

おっぱいを出して接客したり、お客様とキスをしたりするので、口腔の性病リスクがあります。風俗よりも、性病検査を義務にしていないお店も多いです。

性病は、膣からだけでなく、キスでもうつります。フェラチオをしなくてもうつるリスクがあるということです。「最近喉の調子が悪い」「口の中が荒れている」などの体調が、実は性病に感染していたということもあります。

彼氏とのSEXだけだから大丈夫?

浮気していないかぎり、リスクは低いですね。AV女優さんでも彼氏がいる人はいます。しかし、リスクはゼロではありません。

ゼロではないという理由は、性病は温泉やプールでもうつる可能性があるからです。体調不良が続いて、抗生物質で治療を続けていた場合など、免疫力が落ちているとうつる可能性が高くなります。性病に絶対大丈夫はないと思っておいたほうが良いかもしれませんね…

性病検査の主な項目と費用

性病検査の項目は、HIV・クラミジア・梅毒・B型肝炎・淋病・咽頭淋病・咽頭クラミジアの7項目であることが多いです。費用は、25,000円程度かかります。

7項目以外にも性病はあるので、必要に応じて項目を増やして検査することになります。増えれば、その分の費用もかかります。費用は、病院によっても違いますし、医療保険によっても違いがあります。

性病検査をしている病院はどこ?

女性の場合、婦人科で検査します。大きい総合病院でも個人のクリニックでも検査に違いはありません。プロダクションと提携しているクリニックなどで安く受けられたり、プロダクションの費用負担で行う場合もあります。

性病検査の項目と内容は?

性病と人くくりにいってもたくさんの種類があります。代表的な性病について簡単に解説します。

HIV

HIVは、ご存知の方も多い、エイズを発病するウイルスですね。HIVに感染していると、今後AV女優としてお仕事していくことは、難しいでしょう。

クラミジア

クラミジアは、感染者がとても多い性病です。その原因は、症状がないことです。クラミジアは、膣の検査と口腔内の検査があります。口の中にもクラミジアは感染してしまうからです。

梅毒

梅毒は、しこりや腫れができるような性病です。早期に発見して治療すれば完治する性病ですが、放置しておくと、死亡することもあるので検査を定期的に受け、感染していないことを確認しておきましょう。

B型肝炎

B型肝炎は、肝臓が弱り、全身に症状のでる性病です。しかし、数カ月で自然治癒することもあります。症状によっては、治療が必要になることもあります。

淋病

淋病は、クラミジアと似ていて、感染しても無症状であることが多いので、気づきにくい性病です。口腔内にも感染するので、両方の検査が必要です。

性病になっていたらどうしたらいい?

検査するときは、症状がなく病気の疑いがないので、検査費用は全額自己負担で支払いますが、検査の結果で病気になっていることが判明した場合、治療は保険証を出して行う保険診療になります。

保険診療の場合は、3割程度の負担で治療できます。治療が終わり、完治した診断書が必要な場合は、数千円でドクターが書類を書いてくれます。

性業界で働くなら、好待遇のプロダクションも選択肢にしてください。

風俗やセクキャバでは防げない性病ですが、AV業界で働く場合、仕事で感染することはほぼありません。

しかし、性病検査の費用や交通費、宿泊費など、都心に暮らしていない女性にとって、撮影するまでにかかる費用は、大きな負担になりますね。

性病検査にかかる費用などのを負担してくれるなどの待遇は、AVプロダクションによって様々です。相談連絡や面接のときに、どこまでしてくれるのかダイレクトに聞いてみてもいいでしょう。きちんと答えてくれるプロダクションは信用できますね。

一生の病気になることもある性病は、自分だけでは防ぐことは難しいです。相手が性病でないことを確認できるのは、AV女優(男優)だけかもしれません…

性行為が多いAV女優さんが性病で悩まないのは、こういった理由があるからです。もし性病の不安があるならば一度受診してみることをおすすめします。

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